コチョウランは花姿で分類するのが良い

2022年07月16日基本知識富山昌克

コチョウランを無理やり分類する必要はないのでしょうけど、個人的に分類しておいたほうが何かと都合が良いと考えています。多くの場合、大輪系、中輪系、ミディ系等々、花の大きさで分類しているようですが、なかなか分類が難しい・・・

確か他の方法で分類している場合があったよな〜と所有している参考書を再度、見返してみると、あったあった、花姿(花の色や模様)で分類する方法が!

その参考書が富山昌克著「コチョウラン(NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)」(NHK出版:2017年1月)で、著者である冨山氏を知らない方は少ないんじゃないでしょうか。正に園芸家として最先端を走っているプロフェッショナルです。

上記の参考書をベースにコチョウランを分類すると・・・

  1. 白花系
  2. ピンク花系
  3. 黄花系
  4. 花に模様が入る:スポット系(点花)
  5. 花に模様が入る:ストライプ系(筋花)
  6. 花に模様が入る:スプラッシュ系(花弁の中心から外側に向かって線上に模様が入る)
  7. ミニタイプ
  8. 原種

上記の1、2、3 に関しては、いわゆる単色系の花色を基本としていて、大輪系や中輪系に多いと理解していますが、色で分類すれば簡単ですが、なかなか花のサイズで分類するのが難しい・・・また、上記の「7. ミニタイプ」も分類が難しいな〜と考えているので、本ブログでは、ミニタイプを除く7種類に分類しようと思います。

【追記:2022年5月31日】
何と!上記で参考にした富山氏、2022年4月に YouTube を開設したんですね!早速コチョウランに関する自論を展開されています。サラッと指摘していますが・・・「水は35度くらいのぬるま湯。1ヶ月に1回程度で十分。夏場は・・・1週間に1回程度」と指摘しています!

以下、YouTube 動画を埋め込んでおきます。

【追記:2022年7月16日】
一般的にコチョウランは、花の大きさによって分類しているようです。よく耳にする大輪系、中輪系、ミディとかとか。参考書によってもその定義が違っているので、各自で定義してしまっていいとは思いますが。

とっても参考になる動画に出会いましたので、以下に引用しておきます。