【経過観察】コチョウランの剪定(胴切り!?)
コチョウランが成長すると、我が家の場合、下葉が黄変し、暫くすると枯れ落ちる・・・結果、上にヒョロ〜ンと伸びて、何とも不安定になります。ただ、それでも4〜5枚の葉が残っているし、きちっと開花してくれる。
以前、長く伸びた茎を剪定して、それぞれをプラ鉢にバーク材で植え込みましたが、残念ながらすっかり枯れてしまって・・・しかも、上部の葉がある部分も枯れてしまった・・・ちょっと無神経に単純に剪定してしまったことが理由と今では反省しているのですが・・・
下の写真は、今年(2022年)に剪定した株です。剪定を「胴切」と表現している方もいらっしゃるようで、とっても解り易いので、本ブログでも「茎を剪定することを胴切という」ことにします!
上部の葉がある部分は、今回はかなり気を使って根を残しました。下部も、かなりしっかりとした根が残っているので、ひょっとすると新葉が出るのでは、なんていう期待もあり、7月いっぱいまでは様子を見ようと思います。
実は、コチョウランは、葉が落ちても7月中旬頃までは枯死したとは判断できない、と参考書富山昌克著「コチョウラン(NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)」(NHK出版:2017年1月)に記載がありますから。
上記の文献から、参考になる部分を抜粋、引用しておきます。ただ、「胴切」に関する記述というよりも、冬越しに失敗して葉が落ちた株の対処方法です。
5月末まで一切の水を切る!茎の中心の底部が健康であれば、6月になるとわき芽が動き出し子株が出たり、新葉が急に動き出したりする可能性があります。
引用元:富山昌克著「コチョウラン(NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)」(NHK出版:2017年1月)より
更に、手順を総括すると以下の通り!
- 3月中は植え込み材料を乾かす!
- 4〜5月は、葉が落ちた中心部分に水で濡らさないようにして水分補給を実施する!
- 7月中旬まで継続・・・
- 7月中旬までに動きがなければ、廃棄を検討する!
「コチョウランの胴切」としては、以下のYouTube動画が興味深い・・・画像も鮮明だし、どうするかに関するヒント満載だと思います。
【追記:2022年7月22日】
上記、胴切りした3株中2株に新芽が展開したしました!(本ブログ投稿記事「葉がない胴切りしたコチョウランに新しい葉が登場!7月中旬までは枯死と判断しないこと!」参照)もう感動です!
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