猛暑続きだとコチョウランが高温障害になる・・・
2022年、記録的な早さで梅雨明け。更には35度を超える猛暑続き・・・我が家は、千葉県にあるのですが「6月の観測史上初となる3日連続の猛暑日(35度以上)を記録(「千葉県内3日連続の猛暑日 6月の観測史上初 <関東梅雨明け>(千葉日報オンライン) – Yahoo!ニュース」より引用)」ということです。
流石に室温が35度を超えることはありませんが、それでもコチョウランを配置している窓際は25度を超えて、午後2時過ぎには30度近くに温度が上昇します。更に、最近LEDライトを導入したので、更に温度が上昇しているのではないかと考えています。
コチョウラン栽培の温度管理は、18〜25度が最適と理解しているので、流石に昨今の温度上昇は気になるところです。改めてコチョウラン栽培における温度を確認すると・・・
季節と時間帯 | 温度 |
---|---|
夏季(04〜09月):昼間 | 32度以下 |
夏季(04〜09月):夜間 | 25度以下 |
冬季(10〜03月):昼間 | 20〜25度 |
冬季(10〜03月):夜間 | 15度以上 |
上記は、コチョウラン原種に対する目安ですが、交配種でも適用できると考えます。32度が上限と理解するのが正しい・・・更に参考書である富山昌克著「コチョウラン(NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)」(NHK出版:2017年1月)では以下のように記載されています。
温度 | 解説 |
---|---|
42度以上 | 枯れてしまう株が発生する。 |
37度 | 新葉にしわが寄って硬くなるなど高温障害発生の可能背あり。 |
32度 | 栄養成長(葉を伸ばす)する上限。 |
27度 | 花茎ができずに栄養成長を続ける。 |
20度 | 花茎を伸長するための最適温度。 |
18度 | 花茎を分化させる最適温度。花茎を伸長させ栄養成長する温度。 |
15度 | 花茎が伸長すうるための最低温度。 |
10度以下 | 下葉が枯れ落ちる株が出てくる。7度を下回ると枯死する株もある。 |
個人的に冬の温度管理にはかなり気を使っていましたが、夏場の高温に注意したことがありません・・・実際に注意深く温度を気にしていると、高温に注意しなければなりませんね!
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